初めての子供が生まれてくると分かった時から、喜びと共に色々と気に掛ける事が多くなります。
そのひとつが、お宮参り、七五三など子供のお祝いやお祓いをするといった行事・通過儀礼ではないでしょうか?
今は割り切った考えの人も多く、古くからの伝統の通過儀礼に縛られる必要はない、と考える方もいらっしゃるかもしれません。
でも実際に子供ができると、それぞれの家庭の事情はありますが、できる限りのことはしてあげたいと思うものです。
では、子供の行事・通過儀礼はどのようなものがあるのでしょうか?
どんな通過儀礼があるのか表にしてみました。
ざっとまとめると上のようになります。とくに7歳までの行事が多いですね。
それだけ、昔は子供が丈夫に育つことが今よりも難しく、亡くなってしまうことも多かったのです。
だから、その分、より子供の成長に対して強い願いが、子供の成長を祝う行事が多かったのですね。
7歳以降成人式までは学校行事が中心になり、伝統行事は少なくなります。
我が家でも、帯祝い・お宮参り・お食い初め・初正月・初節句(男女)初誕生・七五三は
何らかのお祝いをしました。振り返ると結構まめにお祝いをしていたなと思います。
初めての誕生日のお祝いの時は、大きな餅を風呂敷ではなくリュックに入れて背負わせた事を思い出します。迷惑そうな顔していた事が思い返されます。
通過儀礼の中でも七五三は、子供のお祝いのメインイベントと言えるもので、当事者になると何をすれば良いか不安になります。
そこで今回は、初めて七五三をやる方に簡単な内容を紹介します。
1.七五三の由来は?
子供の成長を祝う行事として一番なじみがあり、子供が三歳、五歳、七歳になった年の11月15日にお祝いするのは、誰もが知るところですが、七五三の意味や由来まで知っているという方は少ないかもしれません。伝統の行事ですから、その由来についても知っておくとお祝いの意味合いもより深いものになります。
七五三の由来とは
2.七五三はいつやるの?
七五三は、11月15日にお祝いするというのが本来の姿だと思います。しかし、現在の世の中の状況を考えると難しいのが現状です。人によって色々だとは思いますが、過去のブログにその内容があるので参考にしてください。
3.七五三の基本的な内容
神社にお参り・お祓い (神社を決める / お祓いをする・しない)
七五三は子供の成長を感謝するためにお参りに行くことが一番の目的です。
近くの神社にお参りしてもいいですし大きな神社でも良いとおもいます。
ただ、お祓いはそれなりの規模の神社でないとしてくれないので、事前に確認が必要です。
我が家もお祓いをしましたが、大きな神社だったので、予約なしでも受ける事ができました。金額も事前に確認しておくと安心です。
着物のこと (レンタル・購入)( 着付け・ヘアメイクの予約)
着物を買うと言うのはまさに七五三のフルコースという感じですが、一般的にはレンタルが多いと思います。今は写真スタジオで着物レンタル・着付け・ヘアメイクまでしてくれるところが多いので手間が省けます。
着物のレンタルだけの店舗や撮影だけのフォトスタジオの場合それぞれを別々に予約する必要があります。両方同時にできるところが便利です。
ご家族のかたも着物を着られる場合ヘアメイクや着付けの予約も必要です。
前回ブログの文中に【前撮りとお詣り】の項目があります。≪前撮りとお詣りを同日にした場合≫と≪前撮りとお詣りを別日にした場合≫のメリットデメリットがありますので参考にしてください。
写真撮影 (撮影予約・どんな撮影?)
11月の撮影は混み合う事が多いです。混雑を避けて前撮りをするかたが増えてきました。
家族写真も同時に撮影しておくと記念になります。
せっかくの綺麗な晴れ着ですから是非撮ってあげてください。
具体的な撮影のイメージがあれば、参加人数やどんな写真を取って欲しいか事前に伝えておくとスムーズに進みます。
食事会 (外食の場合は予約が必要)
神社のお参りの後にレストランなどを予約しておきます。参加者の人数にもよりますが、自宅で食事会をやるのも有りですが、朝から支度に追われて疲れるのでレストランを予約するのがバタバタしなくて良いと思います。
以上4項目が七五三で準備をしなくてならない一般的な事です。どれをどの程度行うかを家庭の状況に合わせて計画してゆくことになります。
初めての七五三は、わからない事が多く不安になります。ネットで調べたり、幼稚園や保育園の友人ですでに経験した方などに確認すると安心できます。
例えば我が家の場合は以下のようにしました。
<3歳七五三>
写真撮影 前撮り9月ごろでした。0歳の長男との2ショットと着物とドレスで撮影。家族写真なし
お参り 11月15日前後の休日最寄りの不動尊でお祓いを受けました。洋服でお参りしました。
着 物 撮影時のみフォトスタジオでレンタルしました。
食 事 家族4人で自宅にて済ませました。
<7歳七五三>
3歳の時とほぼ同じ流れでお祝いをしました。変化があったのは、おじいちゃん・おばあちゃんがお参りに参加してくれたことです。
この時も長男はまだ4歳でしたが、次の年にやるのも面倒なので、7歳の長女と一緒にお祝いしました。
我が家では、11月15日頃にお参り、撮影をするのは落ち着いてできないので避ける事にしました。
私自身、子供が生まれてからの通過儀礼は案外やっていると思いましたが、結構手を抜いているなとも思いました。
金銭的にはそれなりに大変ですから無理をして全部やる必要はないという事だとおもいます。
それぞれの家庭で話し合い納得すればどんなパターンであっても問題はありません。
ただせっかくなら後悔がないようによく話し合ってお祝いをしてあげてください。
最後に、男親はこういった行事関係は結構うといので、母親主体で3歳になった頃から早めに相談しておいたほうが良いでしょう。
スタジオギフトでは、七五三の衣装の貸し出し、着付け、ヘアメイク、写真撮影が一箇所でできます。何か心配事がございましたらご連絡いただければ幸いです。
フォトスタジオギフトは、群馬県沼田市にある着物専門店の京呉服みはしがプロデュース、並びに運営しているトータルフォトスタジオです。「ミライに輝く『イマ』を贈ろう」をコンセプトに記念写真、家族写真、お誕生日、七五三、ベビー、成人式の撮影をしております。沼田市、みなかみ町、川場村、片品村、昭和村のみなさまの特別な思い出作りの手助けになれば幸いです。