七五三のお参りはどこにすれば良いのでしょうか?
結論から言ってしまえば、ご自宅、ご実家から近い神社で、駐車場があり、子供が歩きやすく、極端に混雑しない所ということになります。写真を残したい方にとっては、写真スタジオとも近い方がベターかもしれません。
慣れない着物を着て、草履をはいて歩くので、小さな子供は疲れてしまいますし、両家の祖父母が参加される場合なども年配者の負担を考えることが大切になってきます。
特に利根沼田地区は自動車での行動が前提になるので、神社に駐車場が完備されているか、近くに利用できる駐車場があるかなどはとても重要です。
ところで、七五三のお参りには必ず「氏神様」(うじがみさま)と「氏子」(うじこ)という言葉が出てきます。どこにお参りに行くのが正しいのでしょうか?
七五三のお参りは基本的には地元の「氏神様」に子供が無事に育つことができたことを皆で祝い、これまで見守って下さった「氏神様」に感謝し、これからの成長をお祈りする儀式です。
ちなみに私の子供は東京都のある大きな『不動尊』で七五三のお参りをしました。心のどこかに「氏神様」ではないだろうと思いながらお参りしました。神社と神社のテリトリーはどこなのだろうか?などと考えてしまいます。
知っているようで知らないことが多いのが『神社』ではないでしょうか?
「神社」を調べてみると・・・
誰もがご存知の伊勢神宮は別格であり、それ以外は「氏神神社」と「崇敬神社」の二つに分けられます。
氏神神社
自分の住んでいる地域の氏神様をお祀りする神社で、鎮守(ちんじゅ)さま、産土(うぶすな)さまとも言います。神社のある周辺の一定地域に居住する方を氏子といって、本来は血縁関係のある集団を指していたが今は地縁的な関係も「氏子」と呼んでいます。確かに「氏」という言葉から昔は一族の神様を信仰していたものだと想像はつきますね。それがだんだん地域の神様というように変化したのでしょう。
崇敬神社(すうけいじんじゃ)
地縁や血縁的な関係以外で、個人の特別な信仰等により崇敬される神社をいい、こうした神社を信仰する方を崇敬者というらしいです。
ただ氏神神社と崇敬神社の違はあっても、一人の方が両者を共に信仰(崇敬)しても差し支えないという事でした。どこで七五三をお参りしても日本の神様は寛大でいらっしゃるので問題は無いようです。
神社庁のホームページで調べたところによると利根沼田だけで100以上の神社があるようです。
自分の「氏神様」どこなのかは、地域に古くから住んでいる方に聞くか、神社庁のホームページに神社名と住所、電話番号が載っているので問い合わせしてみると良いかもしれません。また、正確な神社のことは同ホームページなどで確認をしてください。
現実的には設備の整った神社に参拝することが一般的ですが、自分の地元の「氏子神社」を調べて、合わせてお参りすることも大切な「氏子」としての務めかもしれません。
いずれにしても子供の成長を感謝する気持ち忘れず、お参りすることが大切だと思います。
フォトスタジオギフトは、群馬県沼田市にある着物専門店の京呉服みはしがプロデュース、並びに運営しているトータルフォトスタジオです。「ミライに輝く『イマ』を贈ろう」をコンセプトに記念写真、家族写真、お誕生日、七五三、ベビー、成人式の撮影をしております。沼田市、みなかみ町、川場村、片品村、昭和村のみなさまの特別な思い出作りの手助けになれば幸いです。