写真の歴史としては約200年ほどです。
歴史の始まりとしては、8時間もかけて一枚の写真を撮影していたそうです。
8時間もじっとしていることは到底できませんから、もはや人間を撮影することは出来ない時代でした。
時を経て、今では1枚の写真を撮るのに、何秒かかるでしょうか。
カメラのことを多少かじっている人は分かると思いますが、本当に「ほんの一瞬」です。
カメラの機種にもよりますが、「8000分の1秒」というほんのわずかな時間にレンズを通った光をデジタルに処理をして1枚の写真にします。
何と2億倍以上の速さで撮影が可能です!
計算が間違っていたらすいません(笑)
技術の進歩とは果てしないですね・・・
一概に数字で表せない部分もありますが、誰もが気軽に綺麗な写真を撮影できるようになっていることは間違いありませんし、それは技術の進歩の賜物であることも疑いようのない事実ではあります。
さて、そんな1億人総カメラマン社会ともいえる時代の中でも、記念写真をプロのカメラマン、いわゆる写真館で撮ってもらうという需要は一定数あります。
そして、撮ってもらった写真の残し方は、時代とともに変化しています。
台紙アルバム、額装された写真、デザインアルバム、パネル、そしてデータ・・・
そのすべてが今でも作られてはいますが、昔に比べると台紙アルバムや額装された写真は大分減っているでしょう。
今回は写真をアルバムにした場合と飾るものにした場合とを比較して、それぞれの良さや注意点などをまとめてみたいと思います。
【アルバムにした時の良さ】
思い出の宝箱
毎日見るものではないかと思いますが、その分何かの記念や節目に思い出を懐かしむのにアルバムを見返す方もいらっしゃるかと思います。
5年、10年、20年・・・と、年月を重ねるごとにその思い出の輝きは増し、価値あるものになっていきます。
普段はしまってあるけど、その分見返したときの特別感はまさに、思い出の宝箱と呼べるのではないかと思います!
特別感
先ほども少し触れましたが、特別感という意味ではアルバムに勝る残し方はないでしょう。
ボリューム感やデザイン性が思い出を演出してくれるので、ただデータとしての写真以上の価値を感じます。
写真を選ぶ際に見るサンプルのアルバムには言ってみたら『他人』が映っています。当たり前ですが(笑)
しかし、注文して出来上がったアルバムには我が子のかわいらしい表情や凛々しい着物姿が映っています。
これは実際にそのアルバムを手に取った方にしか分からない感覚ですが、それはもう感動します。
アルバムを作ろうかどうしようか迷うのであらば思い切って作ることをおすすめいたします。
【アルバムの注意点】
しまいっぱなしはもったない
出来上がってきたときにみんなで眺めて以来ずっとしまいっぱなし・・・というお声もお聞きします。
日々、家事育児、仕事、趣味の時間等々、毎日の時間の中でアルバムを見返すには、そういう『習慣』が必要です。
写真を見返す習慣がない方がその場の勢いでアルバムを作ると、後々どうしても『しまいっぱなしで一度も見ていない』という事態が起きてしまいます。
傷や汚れを避けましょう
アルバムに限った話ではないのですが、傷ついてしまったアルバムを直そうと思うと、再作成という形にならざるを得ません。
しかし、データが残っていなければ出来ないことですし、年月が経っていると取り扱いがなくなっていることも多く、あまり現実的ではありません。
ということで、見返す際もそういう部分に気を使う必要があるので、良くも悪くも『大事にしまいこむ』ような形になってしまうのかなと思います。
【飾る場合の良さ】
毎日目に出来る
圧倒的な価値かと思います。
毎日目にすることで、思い出が色あせず、いつまでも心に残り続けます。
むしろ、より強く心に刻まれることで、かけがえのない思い出になっていきます。
子供さんの写真であれば心の成長にも良い影響を及ぼします。
ギフトで賛同している『ほめ写プロジェクト』でも写真を飾っておくことの大切さを推進しています。
おうちを彩ることができる
絵画を飾るのと同じように、一種のアートの分野でもある写真は、おうちの中を彩り輝かせます。
最近ではオシャレな装丁のものも多くあり、おうちの雰囲気に合わせて選ぶ楽しさもありますよ。
【飾る場合の注意点】
直射日光は避けましょう
形あるものいつかは無くなっていきます。
専門の業者がどれだけハイテクノロジーを駆使したところで、残念ながらその現実は変わることはありません。
写真の場合特に色の退色が懸念されます。
紫外線カットの加工がしてあったりするものもありますが、それでも直射日光にさらされ続ければあっという間に色あせてしまいます。
一日通して直射日光の当たらない場所に飾ることで少しでも長持ちさせるようにできると良いでしょう。
時々埃を拭いてあげてください
世界中いたるところで、驚くほどの量の埃が宙を舞っています。
1日1日での溜まっていく量はたかがしれてますが、チリも積もれば何とやら、という言葉もありますので、数か月という単位でそのままにしておくと、結構埃が溜まってしまいます。
多少でも面倒という部分に関しては、どうしても発生してしまいます。
色々な形で思い出を残すことは素晴らしいことです。
ところが、「撮っても後で見ないから」というお声も良く耳にします。
声に出さないまでも、そういう不安をお持ちの方は決して少なくはないのではないでしょうか。
では、どのようにするのが良いのか、答えは難しいですね。
ただ一つ言えることは、『飾りっぱなし』のデメリットはあまりないのかなと思います。
アルバムはしまいっぱなし、データは保存しっぱなし、これは日常の中で意識を変えていかないとあり得ることです。
しかし、フレーム、パネル、という飾る写真に関しては、一度飾ってしまえば、しまいっぱなしになることはまぁ稀かと思います。
そういう意味では、アルバム派のかたも、何か1枚写真を飾っておくことはとてもいいのではないかと思います。
飾ってある写真があれば、何かの節目などで、
「そうだ、たまにはアルバム見てみようか」
というようなきっかけになったりもするかもしれません。
アルバムが良いのか、飾る方が良いのか、はたまたデータだけでいいのか、イマ迷われているようであれば、「飾る」という選択肢を視野に入れながら、プラス他にどうするのか、どいう検討をされることをおすすめいたします。
いかがでしたでしょうか。
人生に一度きりの記念写真では本当に悩ましいことではありますが、ある意味では贅沢な悩みとも言えますので、是非前向きに楽しく情報を集めて、より良い思い出を納得いく形で残して欲しいと思います。
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大切な思い出が、キラキラと輝く宝物になって欲しい、そんな想いで誕生したPhotostudioGIFT。
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