みなさんは七五三や家族写真をスタジオで撮影した後にどんな形で残し、楽しんでいますか?
一生に一度しかない七五三やその時のご家族の写真を残しておくのはとても素敵な事ですよね。
デジタルの時代になってもアルバムやプリントにして残すことは価値のあることだと思います。
こんなエピソードがあります。
あるとき不幸にも家が火事になり、焼ける前に大切なものを持ち出そうとしたそうです。そして火が鎮火したあと手に持っていたものは子供の七五三の写真や家族の思い出が写っているアルバムでした。
お金とかを持ち出さずにとっさに手に持ったものがアルバムだったというこの話は日本人が家族の思い出を非常に大切にしていることを表していると思います。
現在は老若男女がスマートホンを持つ時代になりました。
データがあれば、スマートホンで遠くに住んでいる友人や家族とも写真をリアルタイムで共有することもできます。
私自身もパソコンやスマホのアルバムソフトで写真の整理をするようになり、息子の少年野球の写真などもスマホのアルバムにアップしチームで共有しています。とても便利な時代になりました。
スタジオギフトでもデータと写真商材を分けて、デジタルの有用性を意識したプランの構成になっております。
同時に、デジタルデータの有用性の高さを前面に押し出しながらも、次の二つの理由から何かの写真商材にすることも選択肢のひとつとしてご紹介させていただいています
1.ほめ写
一つ目の理由は、等スタジオでも賛同しています「ほめ写」プロジェクトです。
「ほめ写」とは先進諸国に比べて低いと言われている「自己肯定感」(自信のもととなるという感情)を高めるために、子どもの写真プリントを家の中に飾り、それを見ながらほめてあげるという新しい子育て習慣のことです。
「自己肯定感」が低いというのは確かに頷ける部分が多いように思います。
写真を撮る → 写真を飾る → ほめる
という簡単なステップで子供の自信を引き出すとりくみです。
<写真を撮る・写真選び>
・頑張っている・熱中している写真 (スポーツなどの写真)
・家族の愛情を感じる写真(家族みんなが写っている写真)
<写真を飾る>
・リビングや子ども部屋など、子どもが日常的によく過ごす場所に飾る。
・アルバムなどでもOK
<ほめる>(2種類の「ほめ」を推奨)
「条件つきのほめ」子どもの努力や達成したことに対してほめる。がんばった事や達成した事なをしっかりほめてあげる方法です。
「無条件のほめ」子どもの存在そのものを肯定し、ほめること。
「あなたがいてくれて、ママもパパも幸せよ」と伝えることで、子どもは愛されていることを実感し、自己肯定感を高めることができます。
※詳しくは「ほめ写」プロジェクトをご覧ください。
写真を飾るということは、誰にでも簡単に出来て、効果があるのではないかと思います。
生活の中に変化が生まれることは間違いないかと思います。
2.デジタルだって万能じゃない
二つ目の理由はデジタルにも弱点があるという事です。
デジタルは万能でスマホに保存しておけば大丈夫と思っている方も多いのですが、データが無くなることもあり、せっかくの思い出の写真が消えてしまうこともあります。
私が今までに所有したパソコンが壊れた経験があります。10年前のデータが読めなくなるという経験もしました。
100%大丈夫なものなど無いのだなと実感したものです。
案外自分のミスで消してしまう事の方が多いかもしれません。
反対に、東日本大震災の時、津波に流された写真を洗って持ち主に戻すというボランティアがありましたが、これもちゃんとした写真に印刷していれば水で流されてもゼロにはならないというアナログな良さだと思います。
とはいえ、今更、昔に戻るつもりは毛頭ありませんし、アルバムやプリントが安全とも思いません。
写真に残せば、もしもの時の役に立つ事もあると思いますが、本当に意味のある事は、写真を使って家族の絆を強くすることなのだと思います。
データから写真を印刷することは大切ですが、それだけではもったいないです。
家族が集まるところに飾り、子供たちを「ほめる」アイテムとしても活用して見ては如何でしょうか。
「ミライに輝く『イマ』を贈ろう」は当スタジオのコンセプトですが、かわいらしい七五三の写真やその時しか撮れない家族全員の写真を未来の自分や子供たちに残してはいかがでしょうか?
そんなお手伝いができればと考えております。
フォトスタジオギフトは、群馬県沼田市にある着物専門店の京呉服みはしがプロデュース、並びに運営しているトータルフォトスタジオです。「ミライに輝く『イマ』を贈ろう」をコンセプトに記念写真、家族写真、お誕生日、七五三、ベビー、成人式の撮影をしております。沼田市、みなかみ町、川場村、片品村、昭和村のみなさまの特別な思い出作りの手助けになれば幸いです。