日本には、お宮参りから始まり、七五三、十三詣り、成人式など、様々な通過儀礼や式典などの人生の節目ともなるお祝いが諸外国に比べ多くあります。
そうしたお祝いの際に、せっかくの記念だから、という想いで写真屋さんで記念写真を残す文化も定着しています。
そんな時に、ご家族によって考え方が別れるのが、「家族写真を撮るか、撮らないか」という点です。
実際には撮っているご家族が多いのですが、「どうしようか」と考える方は少なくないと思います。
実際の悩みどころとしては、「そもそも撮るかどうか」もあるでしょうし「服装をどうするか」「おじいちゃん、おばあちゃんどうするか」など、服装に関してはご自身のもそうですし、子供の服装も考えものです。
こういった様々な悩みを前に、色々考えたり準備したりが面倒になってしまい、撮るにしても普段着でという方も実際にはいらっしゃいます。
ここでは「何が良いか」というよりは、家族写真を撮るということに対しての考え方で、参考になるかもしれないなと感じることがありますので、そちらをご紹介したいと思います。
最後までお読みいただけると幸いです。
■家族写真が持つパワーはすごい
現在放映中である朝の連続ドラマで、気持ちが落ちてしまいそうな時、苦しい時、劇中のヒロインが持ち歩いているお母さんと映った写真を眺めて、気持ち新たに頑張る、そんなシーンがよくあります。
人間であれば、どんなに強く、しなやかな人でも、落ち込んだり、傷ついたり、やる気がおきなかったりと、精神的にまいってしまうことは必ずあると思います。
そんな時、疲れた心を癒してくれたり、元気をくれる存在があるのとないのでは大違いですね。皆さんはそんなパワースポットのような存在が身近にありますか??
先ほどご紹介したシーンでは、力強く、健気に奮闘しているヒロインの心に元気を与えてくれているのが『お母さんと映った写真』なのです。
いわゆる『心の支え』とでもいいましょうか、大好きなお母さんのぬくもりやつながりを再確認することで元気をもらっているのですね。
そのような存在は人によって様々かと思いますが、『家族の写真』は多くの人にとって元気を与えてくれるような存在ではないかと思います。
欧米などではロケットというペンダントに入れた写真を眺めるような映画のシーンなどもありますね。
映画やドラマなどでも、昔から家族写真は特別な存在として描かれているのです。
ここで一つの結論を出します。
「家族写真は必ず取ったほうが良い!!」
ここは声を大にして言わせていただきます(笑)
もし、撮るかどうかを迷われている方がいらっしゃいましたら、是非撮っておいてください。
服装やどのような写真かは究極的にはどのような形式でも大丈夫ではないかと思いますので、
「まず撮る」
ということをご検討下さい。
親である自分自身のタメでもありますが、子供たちの心身ともに健やかな成長のためでもあります。
写真に写るのが好きとか嫌いとか言っている場合ではありません(笑)
■家族写真は飾って欲しい
お宮参りや七五三など子供のお祝いでの写真は特にだと思いますが、写真は飾ることで毎日目にします。
写真は家族の絆や愛情などが形になったものです。
ギフトが賛同している『ほめ写プロジェクト』でも、飾ってあるだけでも子供の自己肯定感の向上にいい影響を及ぼすという見解を示しています。
私たち親にとってはどうでしょうか。家事育児や仕事で疲れていて、思わず子供に辛くあたってしまうこともありませんか?
そんな時でも、写真を目にすることで色々なことが思い出され幸せがフラッシュバックしますので、親の立場で考えた時にもとてもいい影響がありそうですね。
アルバムも思い出の残し方としてはとても素晴らしいですが、プラスアルファで、是非飾るという選択肢も取り入れていただけたら嬉しく思います。
■全員がそろわない時はどうするか
全員が揃うのであれば悩みは少なくなりますが、パパがどうしても仕事で都合が付かない、お兄ちゃんが部活でいないなどなど・・・
様々な理由で家族全員がどうしてもそろわないケースもあるでしょう。
そうすると考えられることとしては、
「いない人に申し訳ないから撮らない」
ということでしょうか。
そのようなときに皆さんはどうされますか?
みんなが揃うタイミングまで待つ、という選択肢もありますが、先延ばしになりすぎて写真を撮るタイミングを逃してしまうなんてことになると本末転倒な気もしますね。
正解は人の価値観によって左右されると思いますが、一つ言えることは、その時にいる家族だけでも撮っておいたほうが良いのではないかとは思います。
とはいえ、全員で撮れるのがベストだと思いますので、なるべく早いうちから情報を集めたり、予定を合わせることをみんなで共有したり、予約をしたりと、予定を後回しにしないことがちょっとしたコツですね。
■子供にとっては特別な思い出
振袖のお写真選びの際によくあるケースをご紹介させていただきます。
家族全員で撮った写真は多くのお客様がアルバムに入れるように選ばれます。
しかし、お父さんやお母さんとのツーショットとなると、とたんに「私の写真はなくても良いから」と特にお母さんがおっしゃることがあります。
そんな時のお嬢さんの反応としては「えー、入れようよ」という方が多いです。
お母さんからしたら、若い頃に比べれば、多少シワやシミが増えたり、「老けたな~」なんて感じてしまうのも気持ちは分かりますが、子供にとってみれば、やはり親と写った写真は特別な思い出だからこそ「残したい」という気持ちが強くなるのだと思います。
七五三などの時でも同じです。
子供にとって親と写っている写真は特別なんです。
ご予算なども絡んでくることではあるので、一概に言えることではないかもしれませんが、できる限り沢山家族の写真を撮って、沢山残していただくと、本当の意味で素敵な思い出を作っていただけるとわたくし共では考えています。
家族写真を撮る、飾る、というような前提で考えたときに、服装はどうするか、おじいちゃんおばあちゃんをどうするか、ということも決めやすくなるのではないでしょうか。
【服装に関するブログ】
さて、いかがだったでしょうか。
記念写真は、「記録」として残すよりも、「記憶」に残るようなことがいいのかなと思っています。
トラブルがあって大変だった旅行とかって、いつまでたっても思い出話に花が咲きませんか?
トラブルを推奨するわけではありませんが、家族で写真を撮ることで、いつまでも色褪せない思い出が記憶に残るような写真を撮っていただけたら嬉しく思います。
撮影やレンタル衣装などのご相談はお問い合わせフォームよりお問い合わせください。
ミライに輝く「イマ」を贈ろう
大切な思い出が、キラキラと輝く宝物になって欲しい、そんな想いで誕生したPhotostudioGIFT。
群馬県の北部に位置する沼田市で、皆様とのご縁を楽しみにお待ちしております。
七五三、お宮参り、成人式など人生の節目には家族みんなで写真に残しましょう!!